2019年2月9日土曜日

失敗からの学びや業務改善を建設的にしていくために ~ マドラー心理学 ~

共同体感覚
アドラー心理学の中で提唱されているものです。
Wikipediaのリンクを張っておきます。

あとマズローの段階別欲求も関わってきます。

共同体感覚が小さい人(承認欲求が強い)人は、自分の行動や考えは自分の利益に集中している。周りからの「すごいね」「ひどいね」「いいね」「かなしいね」が大事。
自分の利益になる時にだけ、他人と協力したり、他人を利用しようとする。
こんな人が介護チームにいてると現場に問題が抱えやすく、良い仕事が出来ません。

共同体感覚が強い人は、自分の利益のためだけに行動するのではなく、自分の行動がチームの利益になるように行動する。
チームが成長するために自分は何ができるかが考えや行動の軸になる。自己実現の欲求に近いが、個人か集団かの違いがあり同じではありません。

介護の現場で例えると…
●新入職員の雇用条件が良くなった。
 ・承認欲求 →私の時は大変だった。ずるい!
 ・共同体感覚→自分の職場が働きやすくなって良かった。
●利用者が名指しで介助を求める。
 ・承認欲求 →私だけが信頼されているんだ。うれしい!
 ・共同体感覚→信頼関係が強くなった理由を考えて、
皆が信頼してもらえるよう働きかけよう。

こんな感じです。
共同体感覚を伸ばし強めるには、認知バイアスに注意して、プロとして自律し、PDCAサイクルを速め、などなど色々としていかなくてはいけません。

ではでは

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