2019年2月12日火曜日

人材育成の3つの形態 其の② OFF‐JT

OFF-JT(Off the Job Training) 職務を離れての研修

事業所からの職務命令から、普段の日常職務を離れて一定の期間(時間)行う研修。

※現場の環境が悪ければ金銭的な補填もなく休日に行かされることもあります。それは似非OFF‐JTでだまされています。そんな事業所は辞めましょう。

職場内と職場外の研修があります。事業所の職員がある一定数集まってするものと、派遣され他事業所の職員と関わる2つがあります。

例:
・○○報告会 ・個別課題 ・事例研究会 ・セミナー ・行政機関などの研修会 ・種別連携協議会 ・他職場との交流・交換研修、見学、実習などです。

OFF-JTは当たり外れがあります。要注意なのは
★単に企業がモノを売るために構成された内容で費用対効果が薄いもの。
★苦労話や奇跡体験でお涙頂戴させ感情を揺さぶるわりには、学びは薄く何となく「良かった」と思わすもの。
★根拠はしっかりしているが教示的(教科書的)で、介護現場の事例がなく、ネット検索でまかなえる内容のもの。

※もちろん少ないですが企業主催でも学びがあり効果的な商品もあります。
※もちろん感動とともに明日からの就労に意欲をもたらすものもなかにはあります。

筆者が最近で当たりだったのは、株式会社シルバーウッドのVR認知症プロジェクトです。擬実体験をさせていただき、当事者からの声を聴き、専門家からの教示をもらい、自分で考える研修の構成。
実践者認知症介護研修で一日使って学ぶものを、1時間半で集約したと言って良いと思います。
その最先端技術と洗練された内容で衝撃でした。

このように、先進的な技術や取り組み、現場で行った成功事例・失敗事例、現場に添った方法論、が介護の研修には現場に持ち帰れる充実したOFF‐JTだと思います。

皆様にも良い研修の出会いがありますように。

ではでは

0 件のコメント:

コメントを投稿