2019年2月9日土曜日

介護職員の自立と自律

自立・・・他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。自分だけで物事を行う。デジタル大辞泉より
自立の対義語は”依存”で、「他に頼って存在、または生活すること」です。
自立とは、他に頼らずに経済的、精神的、身体的に生活や行動できること。となります。

自律・・・他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること。自分をコントロールできる。デジタル大辞泉より
自律の対義語は”他律”で、「自らの意思によらず、他からの命令、強制によって行動すること」です。
自律とは、自分の意思で決めたことを自分をコントロールしてできること、自分の意志によって行動を選び決めれること。

対人援助の生活の自立と自律
「身体機能やADLは自立していなくても、選択権が尊重され、自分の意思で行動や生活ができること」が人権尊重で重要としています。


大前提 →自律的な生活の維持を目指す。
その前に→身体・精神・経済の自立も回復出来る可能性があれば、目標にする。
更にその前に→目標にするかの点でも自律した意思決定が必要。

支援の対象者に「自立と自律」と共に支援者も「自立と自律」を
介護職員の自立と自律
○自立した職員 移乗…相手が安全安心に移る。業務時間内に終わる。
◎自律した職員 移乗…自分も安全安心。相手の身体能力の把握。住環境の改善。
○自立した職員 食事…相手が安全安心に食べる。業務時間内に終わる。
◎自律した職員 食事…相手が好きな味・温度・形態・量・速度・時間を考え行える。

まとめ
○自立した職員 ・業務内容が分かる ・業務が時間内に終わる ・継続できる(心身共に疲労が積み重ならない)
◎自律した職員 ・得意分野が出来る ・介護観がある ・ご利用者への目標目的がある

ではでは

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