認知バイアス Wikipedia
客観的に情報を受け取れず、偏った思考をもたらすこと。
認知とは
心理学で、知識を得る働き、すなわち知覚・記憶・推論・問題解決などの知的活動を総称する。
バイアスとは
先入観、偏見
対人援助の介護の分野で認知バイアスは、よくよく起こります。
認知バイアスといっても色々な種類があるので、一つ一つの項目を介護現場によくあることで照らし合わせていきます。
正常性バイアス wikipediaより
自然災害や火事(山火事、放火など)、事故・事件(テロリズム等の犯罪、ほか)などといった何らかの被害が予想される状況下にあっても、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」などと過小評価したりしてしまう人の心の特性。「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。
介護の現場でおこる正常性バイアスには
○警報装置(火災報知器)がなっても、利用者の誰かが押したと思い避難の措置を取らない。
○自分が原因で転倒などの事故が起こったが、痛みがあっても、ひどいケガではないと思い込む。
○見たことのない訪問者がいても、誰に来てどんな間柄なのか不明であっても、「知り合いであろう」と思い込む。
○設備の不具合(車いすのブレーキの効きが甘い、ベッドの柵がグラつく、鍵が閉まりにくい、椅子がグラつく等)があってもまだ大丈夫と考える。
どうでしょう。変化に気づいても安心ていたい希望的観測で「大丈夫」と思いたい。後々もっと怖い思いをするかもしれないが、今動けない。
これを打開するには正常性バイアスが人間にはあり、些細な行動が常にできるようになるのが解決策なのだと思います。前にも書いた「小PDCAサイクルを心がける。」これなのだと思います。
ではでは
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