認知症の定義
もともと正常に発達していた知能が、 脳の病気によって、持続的に低下した状態になること
脳の働き
・記憶 思い出す 覚える
・感情 喜怒哀楽 不安 不思議
・運動 歩く 泳ぐ 自転車に乗る 止まる 話す
・感覚 見る 聞く 味わう 匂う 触る
・考える いつ どこ だれ なに なぜ どのようにを記憶・感情・運動・感覚を使ってまとめ言動にうつす指示を身体に出す
中核症状(認知機能障害)
認知症になると必ずいずれかの症状が現れる
記憶障害:体験の全体を忘れる。物忘れの自覚がないこともある。思い出せない部分に作話(取り繕い反応)が混じる。
見当識障害:記憶障害・理解力と判断力の低下のために、時間、場所、人物の見当がつけられなくなること。
失行:筋力や関節など運動機能が損なわれていないのにもかかわらず、動作を行うことが出来なくなること。
失認:視知覚機能がそこなわれていないのにもかかわらず、対象物などを理解したり、把握できなくなること。
失語:言葉を見つけ出す、言葉を理解することの障害。
実行機能障害:計画を立て、組織化する、順序立てる、抽象化するといった、物事を具体的に進めていく能力が損なわれること。
判断力障害:日常生活や職業に関連した問題を手順よく計画的に処理できないこと(例:大量に同じものを購入してしまう)
行動・心理症状(周辺症状)
環境などの様々な原因から個人差で現れる様々な症状
・不安 ・焦燥感 ・孤独感 ・被害感 ・攻撃的言動 ・妄想 ・抑鬱 ・幻覚 ・多動 ・興奮 ・徘徊 ・異食 ・拒食 ・引きこもり
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