いかがでしたでしょうか?
平均点は私が知る範囲内は55点でした。
かなり甘い採点をしてこれぐらいでした。
研修の形としての注意点は過去のブログを参考にしてください。
認知症介護のテスト 実用性
問題は多様性を持たせたつもりです。
もっともっと科目を多岐に渡る問題はできます。
・利用者の生活
・高齢者の心理
・身体介護技術
・医療
・認知症
・介護保険
・倫理
・接遇
・一般常識
・理学、作業、言語療法
・非薬物療法
・余暇活動
などなど
どれもこれも仕事の上で必要だと感じています。
実用に適した介護のテストを作るとなると、どうしてもこうなりますよね。
国家資格である介護福祉士の試験でも同じように多様な科目がありますよね。
そこで、
じゃあいったい介護福祉士の専門性とはなんでしょうか?
上記の項目はどこが専門家であるか考えてみました。
・利用者の生活 →本人と家族
・高齢者の心理 →(臨床)心理士
・身体介護技術 →PT、OT、ST
・医療 →医師
・認知症 →認知症専門医
・介護保険制度 →介護支援専門員
・理学、作業、言語療法 →PT、OT、ST
・非薬物療法 →各専門療法士
・余暇活動 →本人
・福祉用具 →福祉用具専門相談員
・栄養、調理 →栄養士、調理師
・倫理 →介護士
・一般常識 →一般人
・接遇 →ディズニーランド
ちょっとコジツケでしたね…すいません。
ちなみに倫理は介護も日本介護福祉会倫理網領があるので参考にして下さい。
しかしほんとに介護に専門性って何なんでしょうね。
あるとするならどのようなことなのか介護の専門性を考えて見ました。
まずは日本介護福祉士会 介護福祉士の専門性を覗いてみて…。ってかこれってやっぱり無いんでしょうか?
生活を支えるのが仕事。日常の「生活」に専門性は薄いですものです。
あえて言うなら広い知識を得ておき、多くの専門職の意見と利用者の生活の調整役ですかね。
いや、もうこれは介護支援専門員がしていることでした。
介護職員に専門性として独占業務のような固有性を求めるような声もあるんでしょうけど、「生活を支える」ことに独占業務を設けると、きっと利用者や家族に余計な手間をかけることになるでしょう。これでは国家資格までとなっている介護福祉士は何を会得している状態と言えるのか分からなくなります。
ひねくれた見方をしますと、
専門性がないことを知りつつも、国家資格という旗を揚げて介護の業種に人を流すためだけの目的で資格を作り、まるで専門職であるかのようなものに仕立て上げ、いまだに固有性を模索し続けている。ように見えてしまいます。
そんな介護福祉士の
国家資格ブームも去った今
以前からするすると言われつつも先伸ばしていた介護福祉士の受験資格の門を小さくしたことで、受験者数もさらに減少! 迷走ですね。いやオワコンです。
皆さんはどう思います?
若者も選挙に行って世代別投票率が上がれば行政も建設的な働きを取ってくれるかもしれない。みなさん選挙へGO!!
余談でした…
ケアプランの作成が介護福祉士の独占業務になればいいのかも。介護保険が持ち点からの減点ではなく医療保険みたいに加点ですればいいのかも。
かもかもかもかもですが、このお題を〝「よりそう」「つえとなる」が専門性だ” で、落としどころとするのは本音でないので出来ません。
浅知恵な意見ですがまた今度、話しの続きをさせて欲しいなと思います。
ではでは今回はこの辺で
へいへーい
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