2017年4月13日木曜日

認知症介護のテスト 基礎知識 実用の注意点編

いかがでしたでしょうか?

私が作成しましたが基本的には「認知症ねっと」の中の基本的な説明から抜粋して、補足説明を入れてます。


以前に多くの介護職員にしてもらい、聞け範囲での平均点は65点ほどでした。
もう少し良いかと思ってましたが皆様はいかがだったでしょうか?


もしも皆さんが自分の事業所の集団の研修などで、このテスト形式の勉強を効果的に行うためには工夫が必要です。


私が工夫をした点は、

①この問題は専門職用ではなく、世間一般の認知症の基本知識程度の内容であることを開始前に説明する。

②これはテストであるとし答案用紙に、名前、所属名を書いてもらう。

③答案用紙は回収せずに解答用紙を配布する。

④問題の順番に解説&説明をしつつ各自で自己採点をする。※1問4点です。

⑤あくまで自己覚知を目的にしていることを伝え回収しないことを伝える。

⑥問題作成にあたっての参考文献やサイトを参加者に伝え、分からなかったところは自分で深めてもらうように声をかける。

以上の配慮と工夫をしました。


なぜこのような配慮と工夫が必要か解説いたします。

①②で緊張感を促してます。
初めに自己採点と言えば「間違ってもいいや」と気がユルユルになるので、テスト=回収され点数を着けられ評価される。という先入観もたせ取り組む姿勢を前向きになってもらいます。


③④は、研修を行ったことで不快な気持ちをさせないことを重要にします。
「テスト=試される」は嫌な気分になりますもんね。開催する企画側は各職員のスキルを知りたがり評価しようとしますが、勉強会や自施設内の研修で個人の評価材料を取るのはご法度だと思ってます。

目的は個人の能力を伸ばすための自己覚知です。上司が評価をしたいなら正式に試験をすると公表して行うようにしましょう。

⑤⑥認知症の知識を得る・自分の実力を知る・出来なかったところのフォローが自分自身でしやすいように教材を1つにしておく。


流れとしてはベストだと思ってます。研修の機会がある人は参考にしてください。
へいへーい

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