2019年9月11日水曜日

介護でおこる認知バイアス 其の⑥ 内集団バイアス

マズローの段階別欲求にありました「所属と愛の欲求」に関係してます。これは欲求の3番目にあり安全が確保されれば大抵はグループの一員になりたいと思うようです。


内集団(ないしゅうだん)バイアスとは、他の集団の者より自身の集団の者が客観的にも能力が同じであるが、高く評価をしたり良いように思ってしまう認知の傾向のこと。

自分の所属するメンバーを優遇するという認知のあり方である。

内集団とは、自身の所属する…家族、親族、学級、学校、地域、国、チーム、宗教、会社などです。個人で複数あります。そして過去に所属していた集団にも内集団バイアスはおこります。

家族や宗教はアイデンティティに深く関わることが多く、強い認知バイアスが生まれますのでご注意ください。

しかし思い込むことで頑張れてしまうのが人間なので、能力の成長に繋がることもあります。

大事なのは、リーダーが認知バイアスを理解している事ではないでしょうか。成長に繋がること、差別的な方向にいくこと、どちらかを見極めることがリーダーには必要です。

見極める能力は他者評価自己評価ができる感じております。

その話はまた今度。

ではでは。